altra volta

夢ネタ集


過去Twitterやmemoに上げた会話のみの夢ネタ集。
全部海馬くんの夢ネタ。

01.

「……まだ起きていたのか」
「ん……瀬人は仕事終わったの?」
「ああ」
「そっか……お疲れ様」
「貴様……まさかオレの仕事が終わるまで待っていたのか?」
「え?……う、うん。だって瀬人と一緒に寝たかったんだもの」
「ククッ……可愛い奴よ。本当に貴様には参るな。……ほら、隣に来い。早く貴様に触れたくて仕方がない」


02.

「眠れないのか?」
「ごめん……瀬人、起こしちゃった?」
「いや……」
「あのね、なんだか眠るのが怖くて。眠ったら一人ぼっちになっちゃうでしょ?」
「馬鹿だな……オレが貴様のことを一人にさせる訳がなかろう。こうしてオレが手を握っててやる。だから安心して眠るがいい」


03.

「おい、その格好はどういうつもりだ」
「え?…何が?」
「何故下着姿なんだ。早く服を着ろ」
「え?何赤くなってるの瀬人。可愛い」
「貴様、オレが今何を考え、それを必死に抑えようとしているのか分かってないだろう。いや、それとも分かっていてやっているのか?」
「え、ちょっ…と瀬人待って」
「ククッ…貴様が悪い。オレを男だと意識していない行動をとったのだからな」


04.

「貴様、何故端に座る?オレは隣に座れと言ったはずだが?」
「な、何でかなぁ……あ、端の方が好きだからかなぁ…なんて」
「……」
「え!?せ、瀬人!?ち、近い…顔が近いからっ」
「貴様がオレから逃げるからであろう」
「に、逃げてなんかっ…。だってほら、瀬人の隣に座るなんて恥ずかしくて…その…」
「そんな事で一々恥ずかしがっていては先が思いやられるな。オレがそれ以上のことを要求したら貴様はどうするつもりだ?」
「…例えば?」
「キス」
「っ…!?…ちょ、ちょっと待って…!」
「ふん…貴様には悪いが待つつもりはない」


05.

「あれ程他の男と話すなと言っておいたはずだが…。貴様のその脳ミソでは理解出来なかったか?」
「あれはっ、その…彼は同じ委員会で…。それで…」
「それで…?で、その続きは一体なんだ」
「仕方なく…」
「ふん…その割には愉しそうに話していたではないか」
「そんなこと…!」
「…貴様はオレだけのモノだ。その瞳はオレだけを映し、その唇が言葉を紡ぐ相手はオレだけでいい」
「っ…」
「どうした?貴様の答えるべき返事は“はい”だ」


06.

「瀬人ってさ、寝顔可愛いよね」
「か、可愛い…だと?何をふざけたことを…」
「起きてる時いっつも眉間に皺寄せてるのに、寝てる時すごく穏やかな表情するんだよー。あ、そういえばこの前なんか、手を握ったら握り返してきて…」
「っ……。ククッ…そうか。貴様は余程オレを怒らせたいらしいな」
「え?な、なんか嫌な予感が…。瀬人っ!ちょっとタンマ!」
「オレが待つとでも?今更後悔しても遅いわ。早く来い。二度とふざけた事を吐かさぬよう、その身体に教え込んでやる」


07.

「もしもし、瀬人?」
『貴様か…一体どうした、こんな夜更けに』
「瀬人の声が聞きたくなって。ごめん、迷惑だった?」
『迷惑なわけがなかろう。オレも丁度貴様の声が聞きたいと思っていたところだ』
「そっか、よかった。ねぇ、瀬人」
『なんだ?』
「大好きだよ。愛してる」
『っ……オレも貴様の事を…その、愛しているぞ』
「ふふっ、瀬人ったらドギマギしちゃって。可愛い」
『う、煩いぞ。ほら、早く寝ろ。明日遅刻しても知らんぞ』
「うん。おやすみ、瀬人」
『ああ』


08.

「雨が降り出したな……」
「瀬人は雨の日嫌い?」
「鬱陶しくてあまり好かんな。そもそも好きな奴などいないだろう」
「そう?……私は雨の日好きよ?」
「……何故だ?」
「大好きな人と相合傘できるから」
「っ……」
「だからさ、今日は磯野さんに送ってもらわないで相合傘して帰ろ?」
「全く……貴様には敵わんな」


09.

「瀬人ってば、小難しい本ばかりに集中してないで構ってよ」
「……どう構って欲しいんだ?」
「え?どうって言われても……」
「そうか、ならばオレの好きにさせてもらう」
「っ……!?ちょっ……な、なんでここで押し倒すの!?」
「ククッ……構って欲しいのだろう?存分に構ってやる。オレの好きな方法でな」
「ねぇ、まだお昼なの!こんな時間からっ……」
「煩いぞ。貴様はただオレの下で鳴いていればいい」


10.

「おい、早く起きろ」
「……」
「貴様……このオレが起こしてやっているというのに起きないつもりか?」
「……もう少し寝かせて」
「そうか、オレに逆らうか。ならばその口塞いででも起こすぞ」